そこまでするか?画像認証が読めない!
スパム対策として用いられている画像認証機能。
画像認証とは、悪意のあるプログラムが自動的に行う不正利用を、防止するための仕組みです。人間にしか読めない、少し見にくい数字の画像を表示して、その数字を入力させることで、人間が正しく利用していることを確認します。
要は、悪意のあるプログラムでは画像の中にある文字を解析することができないので、それで人間か悪意プログラムか判断しようってことです。
その画像認証は一昔まで誰でも読めたんですが、最近は人間ですら読みにくくなってきています。
実はカラクリがあるんです。
例えば下記の画像
パッと見、左と右では文字の種類が異なります。しかし、仕組み上は片方だけ読めればクリアできます。
上記画像で言えば、左の文字が正しければクリアできます。
では、右側はなにか?
実は、右側の文字には答えがありません。なので世界中のネットユーザに解いてもらおうと付与されているだけなのです。
例えば、印刷を繰り返していくと文字はぼやけて読みずらくなってきます。そういった文字をネット上に公開してみんなに入力してもらおう作戦になっています。
入力する人は、裏からみれば便利なテスター(テストする人)?笑
入力されたデータは、一か所に収集されていますのでコンピューターで解析し、解析されたデータは文字認識機能(スキャンして文字に変換する機能)などに利用されたりしています。
面白いですね(^_^.)
※注意
上記内容は一部の画像認証に用いられている仕組みです。全部が全部この仕組みが用いられているわけではないです。
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